はじめに

このページへのご訪問、心から感謝いたします。

今、私たち家族は大きな一歩を踏み出しています。

息子たちの夢を実現させ、彼らの成長を通じて、日本の未来の教育に新たな光を当てたいと思っています。

息子たちの挑戦が、日本の未来の教育の可能性や、大人にとっての勇気、新しい選択になれば、きっとこれから日本がもっと良くなると信じています。

子どもが夢を叶えることを応援する大人がどれだけ周りにいるか、たくさんの大人に見守られながらやりたい事にチャレンジさせるのが、実は最高の未来の教育ではないでしょうか。。

「応援するけんがんばれよ!」って、知らない人に言われたら誰だって嬉しいし、子供の頃にそんな大人に出逢ったら、「自分もそんな大人になってみたい」とか、大人になることに、夢や希望を抱く子どもたちが増えたらいいなと、いち大人としての願っています!

そんな日本社会の希望にも繋がると思い、息子たちのマレーシアへの転校を決意しました。。

※資金づくりのクラウドファンディングの開始から、マレーシアへの転校への日々をショート動画やYou Tube配信など少しずつではありますが、映像を通してリアルな子どもの挑戦と成長、社会への貢献のストーリーを皆様へお届けできるようにアップしていきます。

You Tubeチャンネルはこちら

なぜ、海外・マレーシアに挑戦することになったのか

◆背景(教育ってなんだろう?)

2019年新型コロナウイルスが世界を変えた時、息子たちはこれまでの当たり前だった学校教育に、子どもながらに疑問を抱き始めました。
コロナ禍の中、学校が徐々にこれまでとは違うかたちになり、行かない選択をするようになりました。

  • どうして全部決まっているんだろう?
  • どうして許可を取らないといけないんだろう?
  • 好きな勉強を自分で選択できるDAIGAKUみたいなのじゃないのはどうして?

そして、2021年からフリースクールに通う選択を始めました。

◆進路選択

長男が小6になった春、息子たちに進路について質問してみました。「中学生になるタイミングでは、どうしていきたいと思ってる?夢って何?」と聞いたところ、、、

長男:「ギリシャ神話の世界を実際に見てマイクラで建築すること」
次男:「空を飛んでみたい!飛んでる鳥さんに会ってみたい!」
と、夢を語ってくれた息子たち。

聞いた手前、そしてコーチという私の職業柄・・・「どうやったら叶えられるかな?」と聞いてみました。
息子たちの答えはとてもシンプルで「行けばいい」「やってみればいい」というもの。

いつもいつも、息子たちが挑戦を運んできてくれます。

やるも、やらないも、できない!ということも簡単なのに「やってもないのに可能性を諦めるな」「やったらええやん」「なんでやらんの?」・・・私がいつも言ってること。いつも息子たちがハッとさせてくれます。

2023年5月~6月、トルコとギリシャに息子たちの夢を叶えに行ってきました。

ギリシャの離島の公園で、たまたま出逢った小5の少年

彼は小1のときに、隣国から親の仕事の都合で離島に移住してきたそう。

「そんなことができるんだ!やってる子がいるんだ!」息子たちは、初めての出逢いと友達にとても刺激を受けていました。

その子は、知らない単語がありながらも流暢な英語で「日本に興味がある」と私にたくさん質問してきてくれました。

そして、円とユーロ、ドルの為替の話もしてくれて、コカ・コーラの値段の差から、円の弱さを彼が教えてくれました。「日本、やばいね!」と。当時は1ユーロが150円の時。まさか、小5男子から為替や日本のことを聞くとは。。

「もっとこの子と仲良くなりたい!言葉が通じなくても遊べるけど。。。」

「海外に行くこと、視野を広げることが、息子たちにとっての未来の可能性を広げるのかも」という想いが私の中で芽生えた瞬間でした。

マレーシアの決め手、学校との出逢い

マレーシアは多様な文化と宗教が交差する国。

マレーシア人は「マレー系、インド系、チャイニーズ系」が合わさってマレーシア人だそう。それにより、宗教もさまざま。

街中には、イスラム教のモスクがあったり、仏教の寺院があったり、インド系の建物があったり。すべてがおもしろい国でした!

だから、食べ物も当たり前にバリエーションが豊か。学校の給食も、ベジがあったり、チキンのみだったり。

いい感じに「気にしない!」「違って当たり前」「だって、違うんだから!」といった感じ。

息子たちにとって、新たな世界観、本当の多様性を学ぶ絶好の場所でした。

気候もいいし、思ったより暑すぎない!インフラ整ってる! 物価感ちょうど良い!食の選択肢、日本食にも困らない!!
「ここ住めるかも!」直感的にそう思いました。初めて行った国なのに、大好きになりました。

アントレプレナーシップを取り入れているプロジェクト型の学びができる学校

マレーシアでは6校、見学や体験をしましたが、2校目に見た学校が「行くならココ」と決めた息子。
何度聞いてもずっとそこが息子の中での1番の学校だったようです。(ちなみに私も、1番でした。)

「先生の免許を持っているから、教えられる資格がある」ではなく、社会人経験として、様々な専門職を経験してきた大人が子どもたちに実の学びを教えてくれる学校。

そして、授業中にスナック(おやつ)食べて良い!!!←ここに興奮していた息子たち。笑

集中できなくて授業うけられないよりは、なにかお腹に入れて、集中できたほうがいいじゃん☆的な考え(ちなみに、他の学校でも、スナックOKな学校と、そうでない学校がありました)

そして、環境問題を考える起業家を目指す「環境専攻がある」ということ。

学校の仕組みとして、独自ECがあったり、ペットボトルでスニーカーをつくっちゃったり、校内で、きのこを培養していたり、休憩スペースを子どもたちが校内にデザインしたり!!なんだこのおもしろい学校は!!!!

「世界の基準で考えられるようになる」には、日本にいて考える環境だけではなく、実際に世界にでることが一番の学びになること。
以前から、サスティナブル思考が私の中にあり、息子たちに、買い物や食の、日々の選択や行動の積み重ねが、地球環境を守ることに繋がっていることを日常から話していました。

家族の中で色々な興味、関心が繋がったのが、マレーシアでの学校との出逢いでした。

マレーシアの学校と自分の夢と未来の地球

どうして日本ではなく、マレーシアの学校だと、やりたいことが叶えられそうなのか?(意思確認のために学校選択と夢を問うてみました。)

(長男)

  • 英語を話せるようになって世界中の人と友達になりたい!
  • 世界の環境問題に興味がある!
  • 自分のアイデアを形にして、お金に変えたり、人を笑顔にしたりしたい!

それができるのが、この学校だと思った。

(次男)

  • 大好きな魚たちの海を守りたい
  • 自分の作ったものでお金を稼いで、自分や友達やお母さんに好きなもをプレゼントしたい!

そんな彼は、今メルカリで不用品を売って、自分の欲しい物を日々探したり、マーケティング遊びをしながら、いつ売るのがいいのか、金額はいくらがいいのか、どの金額が売れているのかを実践しながら、目標を決めては叶えを繰り返して遊んでいます。

実際に、自分で好きな絵を書いて、インスタグラムで売ってお金にしたこともあります。

(次男からの小学校参観日の招待状・・・独特でシュールなストーリー感がある絵が大好きなんです笑)

行かせない理由がなかった。。。私が応援せずに、だれがやるんだ。力不足なおかーさんのままで終わらせたくないんです!

このページの中で、これからの大野親子がマレーシアで、どのようなことに触れ、どのような学びをし、どのような成長を遂げていくのかを、少しずつ発信していきたいと思っています。

母 大野紘子